SINGING VOICE SYNTHESIS

POCKET DTM

今回はPOCKET DTMの大幅アップデートです。

追加したのは.「MIDI Editor & Transposer」「SYNTH: SINGING VOICE SYNTH」「SYNTH: VOICE SYNTHESIZER」「EFFECT: DE-ESSER」「EFFECT: 20-BAND GRAPHIC EQUALIZER」の5点です。

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MIDI Editor & Transposer

MIDIファイルのBPM(再生スピード)の変更と移調ができるツール。前に追加済みの「MIDI Instrument Changer(音色変更ツール)」と併せて「AI Music Phrase Generator 3」で作成したMIDIファイルを調整したいときに便利です。

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EFFECT: DE-ESSER

歌手(ボーカル)の「さしすせそ」の刺さる音を抑えるツール。

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EFFECT: 20-BAND GRAPHIC EQUALIZER

20バンド グラフィックイコライザー。

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SYNTH: SINGING VOICE SYNTH

冒頭の動画 おぼろ月夜の「ラララ…(スキャット)」を作成したボーカル合成ツールです。一般的にバーチャルシンガー、SVS(SINGING VOICE SYNTHESIS)と言われているものです。最近のAI技術を使ったものは人間の生声をベースにしてリアルにしていますが、このツールはLF声門という喉の動きをシミュレーションして波形から音を作るのでシンセサイザーと同じ仕組みです。リアルさでは敵いませんが、「声の肖像権」は発生しませんから公序良俗に反しない限り自由に使って大丈夫です。

菜の花畠に 入日薄れ 見わたす山の端 霞深し

T144
F#4:1:0.2(な) F#4:1:0.85(の) D4:3:0.2(は) E4:1:0.1(な)
F#4:1:0.3(ば) A4:1.0:0.4(た)
A4:1:0.15(け) B4:1:0.1(ぇ) A4:1.5:0.1(に)
A4:0.5:0(っ)
E4:2:0.15(い) F#4:3:0.2(りぃ) D4:1:0.4(ひ) E4:1:0.4(う) A4:1:0.4(す) F#4:3.75:0.1(れぇ)
A4:0.25:0(っ)
A4:1:0.2(み) A4:1:0.35(わ) F#4:3:0.3(た) G4:1:0.1(す) A4:1:0.35(や) D5:1:0.4(ま) D5:1:0.3(の) E5:1:0.06(ぉ) D5:1.75:0.3(は)
A4:0.25:0(っ)
A4:2:0.4(か) B4:3:0.15(す) F#4:1:0.3(み) E4:1:0.4(ふ) E4:1:0.2(か) D4:4:0.05(し)

音声(ボイス)にエフェクトのリミッターを掛けてからミキサーで伴奏を重ねてリバーブでボイスと伴奏を馴染ませたのが↓こちらです。

冒頭の動画おぼろ月夜のスキャットも同様の処理をしてあります。どちらの歌も原盤はサンプル用プリセットとしてツールに入れてあります。声質などの設定(数値)の違いはプリセットで比較できます。

使い方はPOCKET DTMに載せていますが、「T」がテンポで8分音符を基準にしています。T144 は、8分音符=144なので、4分音符=72です。MML記法の書き方は、音節(発音の一音)毎に「音程:音符の長さ:音量:(発音)」です。例えば、A4:1:1.0(しゃ)の場合、音程がA4:音符の長さが8分音符1個分:音量が1.0:発音が「しゃ」です。音符の長さが4分音符なら2、16分音符なら0.5です。休符は「っ」小さい ‘っ’ を使います。スタッカートは前の音を少し短めにして、短くした分だけ「っ」を入れてから次の音へ進みます。

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SYNTH: VOICE SYNTHESIZER

こちらはセリフ専用です。文章単位で入力します。文章の途中で女性男性の声を入れ替えたり感情表現を変えたりできます。

[男性]
こんにちは。
[女性]
こんにちは。
今日《きょう》は、いい/天気《てんき》です/ね。
[男性]
はい。行楽《こうらく》日和《びより》/です。

上の文章をそのまま全部一括で入力しています。[ ]で声と感情、《 》で漢字の読み仮名、/でアクセントの区切り、他にも記号を使ったイントネーションの制御ができます。詳しくは POCKET DTMのツール横の「説明」とツール内の「▶台本の書き方」を参照してください。

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その他、不具合修正など細かい調整をしました。これで「All-in-One Sound Studio」と表記できるレベルになったと思います。

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